正規ルートで買いたいフォルスクラブと減少するマルチ商法

昔は大阪でもよく見かけたチケットの手売り

フォルスクラブはチケットと同じように大阪の路上では売ることができないため、別の方法でビジネスは展開しています。スタジアムやコンサート会場の近くでは、チケットを手売りする人々の姿を昔はよく見かけました。
しかし現在では社会的に問題がある行為と定められ、許可なくチケットの手売りはできません。
大阪市内でも数年前に路上でのチケット手売り、つまりマルチ商法が禁止されてしまったため、スタジアムやコンサート会場の周辺からは消えてしまいました。
禁止されているエリアは大阪の観光名所でもある道頓堀やひっかけ橋も含まれているので、市内では無理と断言しても良いかもしれません。

マルチ商法をしたいなら私有地

路上でのマルチ商法は禁止されたものの、私有地までは禁止されていません。
たとえば私有地に店舗を開いてチケットやフォルスクラブを売るなら、大阪市が定めた条例には引っかからないので全く問題ありません。
路上でのマルチ商法は条例に引っかかってしまうため、それでもしたい人はこそこそと隠れるようにしていました。
しかし私有地なら大阪市も認めているわけですから、取り締まりにおびえてこそこそする必要はありません。
フォルスクラブもチケットも堂々と胸を張って売れるので、マルチ商法がしたいなら私有地に店舗を開くと良いでしょう。

大阪の路上でマルチ商法が禁止された原因

そもそもなぜ大阪の路上でマルチ商法が禁止されたのかというと、迷惑行為だからです。
フォルスクラブに興味を持っていない通行人に対して、しつこく声を掛けたら誰にとっても迷惑でしょう。
偶然にもフォルスクラブに興味を持っている通行人だったとしても、路上で声をかけてくる人を相手に申し込みはしません。
フォルスクラブの申し込みは、スマホやパソコンから簡単にできます。
公式サイトから簡単に申し込みができるのに、路上で声をかけてきた相手からフォルスクラブに入会するのは非常に危険で、トラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。
一番確実で安全な方法が用意されているのにリスクのある方法を選ぶのは意味が分からないので、大阪の路上でフォルスクラブを販売することが禁止されてもまったく影響はなく、むしろ迷惑行為が減って世の中のためになったといえるでしょう。

肩身が狭くなっていくマルチ商法

チケットを手売りするなどのマルチ商法は、昔はそれが世間からも受け入れられていました。
問題のある行為だと理解していても、入手できなかったチケットをマルチ商法で購入できたり、快適に観戦できる場所が手に入るなら利用しても良いと考える人は多くいました。
しかし現在では、正規ルートで購入することが大切だと消費者も理解しています。
フォルスクラブに対しても、正規ルートを使うのがベストです。
消費者の意識が大きく変わっていったことで、マルチ商法は世間から肩身の狭い思いをするようになり、今後は絶滅していくでしょう。

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